あがり症克服の教科書

あがり症克服の教科書

夏が好きです。

汗をかいていても不自然じゃないから。

あがり症にとって、冬は辛い季節なんです。

子供の頃からあがり症でした。

授業中にあてられると、教科書を持つ手に汗をかいてしまい、ページが波打ってしまいます。

そんなあがり症だって恋をします。

初デートは中学生の時、憧れの先輩と。

先輩は優しくリードしてくれて、手をつないでくれました……が……。

「手、ぬれてるね。

どうしたの?」
そう、それは汗だったのです。

心配してくれる先輩をその場に残し、家へ逃げ帰りました。

それ以来あがり症はひどくなる一方で、手だけではなく顔や脇にも汗をかいてしまいます。

特にデートの時のトラウマか、異性の前ではしゃれにならないほど汗びっしょり。

汗をかいていることがばれるのも恥ずかしく、ハンカチで汗をおさえることもできないのです。

あがり症のせいで飲み会も、合コンも、パーティーも楽しくありません……。

発汗恐怖症も典型的なあがり症の症状。

もともと、発汗は精神状態に大きく影響されるようになっています。

緊張や不安を覚えると自律神経が活発になり、発汗を促してしまうのです。

あがれば汗をかくのが当たり前のことなのに、あがり症は汗をかくことを非常に恐れてしまうのです。

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